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老香前駆体低生産性酵母試験販売のお知らせ

公益財団法人日本醸造協会は、独立行政法人酒類総合研究所と日本盛株式会社がきょうかい701号を親株として育種した老香前駆体低生産性酵母mde-D1の試験販売を行います。
本酵母は、老香成分ジメチルトリスルフィド(DMTS)の前駆体の合成に関与する遺伝子MDE1に変異があるため、醪中での前駆体の生成が少なく、製成酒の貯蔵による老香の発生が抑えられます。本酵母は有用な新規酵母ですが、発酵特性が従来の酵母と異なる点もあるため、本酵母にご興味のある清酒製造業者の皆様に試験的にお使いいただき、醪管理や製成酒に関するデータを収集することを目的として試験販売を行うこととしました。本酵母を用いた製成酒は自由に販売可能です。お申し込み後、ご契約された方には1本1万5千円(税別)で本酵母のスラントをご提供いたします。スラントのみでのご提供となり、拡大培養は承っておりませんのでご注意ください。製造データの収集が目的となりますので、製造終了後、アンケートにお答えいただき、製造データと製成酒サンプルをご提供いただくことになります。製成酒サンプルについてはDMTSの前駆体及び加速熟成後のDMTS量などを分析し、そのデータをお知らせいたします。
なお、本試験販売は令和2年3月31日まで、本酵母による酒類の製造は4月30日までとなります。 
試験販売の趣旨をご理解の上、皆様のお申し込みをお待ちしております。