川鶴酒造株式会社 川人裕一郎

12月
19
2022

川鶴酒造株式会社川人裕一郎

ご氏名をお願いします

川人 裕一郎(かわひと ゆういちろう)

ご所属

川鶴酒造株式会社 代表取締役

代表商品

『川鶴』『NORA』『讃岐くらうでぃ』

思い出の醸造物を教えてください

納豆リキュール「美健酔」

その理由を教えてください

4代目当主である川人一治郎が私財を投入して、1986年に納豆の製造工場「川鶴バイオ食品株式会社」を設立し、納豆を県内の給食センターなどを中心に販売していた経緯があり、その納豆から酵素であるナットウキナーゼを抽出し、清酒と合わせたリキュールを開発、製造販売を手掛けていた時期がありました。

しかしながら、時代が早かったのか、業界からも驚きの声もありながらも続けていましたが、残念ながら売り上げベースには至らず、当蔵にとっては幻のリキュールとなりました。

思い出の写真

省庁分散の一環として東広島に醸造研究所(現在は(独)酒類総合研究所)が開設されたのが、確か平成7年でした。私はその時に滝野川の醸造試験所から一緒に移った第一期生の研修生でございました。当時はたくさんの仲間と寝食を共にしながら、酒造りやソフトボールチームなどで日々励んでいました。その当時の方々は皆さん業界では大活躍ですね。懐かしいです。

ご略歴

昭和44年1月25日生まれ B型
昭和62年3月 香川県立観音寺第一高等学校 卒
平成3年3月 東京農業大学 農学部 醸造学科 卒
平成3年4月 アサヒビール株式会社 入社 広島支社配属
平成6年10月 川鶴酒造株式会社 入社
平成6年12月 国税庁醸造試験所 出向
※現在:独立行政法人酒類総合研究所
平成8年4月  川鶴酒造株式会社に戻る
平成16年4月 代表取締役 就任

趣味

筋トレ、バイク、読書、スポーツ各種、映画・音楽鑑賞

ご紹介者・首藤様からのメッセージ

川人さん、いつもお世話になりありがとうございます。お酒や仕事に対して、ずっと変わらない情熱的な姿や、色々な事に果敢にチャレンジしていく姿勢は、私だけでなく弊社スタッフも、いつも見習わせてもらっています。コロナ禍の数年間は、なかなかゆっくりお会いできませんでしたが、先日久しぶりにイベントでご一緒させて頂いた際は、とても楽しい時間を過ごす事ができました。今後ともどうぞ宜しくお願いします!

首藤様へメッセージを!

首藤常務、ありがとうございます。
同じ四国の酒蔵として、これからも切磋琢磨しながら共に先へ進んでいけるよう頑張っていきましょうね!
首藤英友くんは、日本でも屈指のイケメンスマート蔵元ですから、私はその逆を行かざるを得ません。川鶴酒造は私以下、雑草集団として生きていきます(笑)
これからも貴蔵の方向性やビジョンも勉強させて頂きたいと思っていますので、どうぞ引き続きご指導くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

告知したいこと

弊蔵は、昨年130周年の節目を迎え、温故知新、不易流行を再認識し、新たな造りのステージへ新杜氏を筆頭に新しいチームとして再出発しました。
生酛・水酛をテーマに乳酸・酵母無添加を基軸とした「NORA」ブランドも立ち上げつつ、当蔵は歴史的にも白麹菌との関わりが深く、また地元観音寺市は麹菌の信仰が深い地域性ということもあり、その恵まれた環境下においてさまざまな商品開発への挑戦を続けながら、新しい歴史を刻んでいきたいと思います。

HPリンク

香川県観音寺・讃岐の地酒 川鶴酒造株式会社 (kawatsuru.com)

今後の抱負や今後へ期待すること

これからの未来の蔵の形は、これからの世代が築き上げていくものですから、昭和世代の私としては、より一層柔軟性を持ち、新しい世界観で次世代スタッフと共にいろんなことに挑戦していきたいと思っています。

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