高井株式会社高井幹人

高井　幹人（たかい　みきと）

高井株式会社　専務取締役

巌　純米吟醸　黒ラベル

１・東光　純米大吟醸

２・純米酒六根淨

３・貴　純米酒60

１の東光さんについては、醸造講習時に最も多く研究所での同期の飲み会に登場したお酒です。それまで日本酒と真剣に向き合ったことのない自分に日本酒の楽しさを教えてくれました。

２は私にとっては酒の味の基本的構造の教科書的なお酒です。

３は駆け出しのころ大森の名店吟吟さんで飲んで、米の味の優しさと芯の強さに感動し、自分もこんな表現をしてみたいと思わせていただいた1品です。

群馬県醸衆会（群馬の研究団体）での総会の写真です。中央の櫻井会長、そしてこの写真には写っておられませんが西岡総帥（聖徳銘醸常務取締役）はじめ、群馬の仲間にお力を頂いて、今の自分があると思っております。

大学卒業後、株式会社菱食（現　三菱食品）にて６年間勤務。

（独）酒類総合研究所にて1年間研修後、高井株式会社入社。

和酒ですね。素晴らしいお酒がありすぎて、感動の連続です。ワインも好きです。
以前は会社のお付き合いで仕方なく飲むことが多かったですが、この世界に入ってこんないいものがあるとは、と今思っております。

「真摯」という言葉が、この方ほど嫌味なく似合う人はいないのではないかといつも思っております。そんな高井さんの醸された酒は、代表銘柄「巌」の迫力ある字体どおりの奥深さ、そして人柄から生まれる優しさが表れているのではないかと思っております。出会って10年、またご一緒できる日を楽しみにしております。

大井様、この度はご紹介誠に有難うございます。一本義さんの生もとの奥深い味は私を魅了して止みません。私の大切な兄弟分である久保副社長様とともに、更なる高みに登られますこと、ご祈念申し上げております。

今、群馬がアツい!!気候ではなくお酒のことです。暑苦しいばかりの気迫で迫る群馬の酒の造り手達に、是非触れてみていただきたい。

酒造りは日本人の日本人たる価値観を讚えることのできる素晴らしいものです。もし許されるのであれば、この道に真剣に取り組み、次代に受け継げる若人をこの世界に残して会社を任せ、自分は一蔵人として70歳でも米を担いで走り回れるようになるのが密かな夢です。