１月２８日、(株)酒文化研究所主催の「TOKYOどぶろくフェスタ２０１２」が浜離宮・朝日ホールで開催されました。最近、韓国で人気の「マッコリ」の輸入量が増えているようで、昨年の当会清酒製造技術セミナーでも取り上げました。国内から１０９点が出品され「どぶろく」「マッコリ」を商品名に取り込んだ多彩な製品と本場韓国の「マッコリ」が並びました。製造法により酒税法上は「清酒」「リキュール」「雑酒」に分類されるものがあり、韓国でも最近は、伝統的な麹を使用したものの他、日本の麹菌を用いた「マッコリ」も飲まれているようです。当フェスタの「楽しむ会」には約２５０名の参加があり、若者や女性が目立っていました。人気の要因は「麹を使った酒」「低アルコール」でしょうか？　「どぶろく」で入門して「清酒」に移行する土台ができれば”清酒ばなれ”に歯止めがかかり、清酒の復権が望めるかも知れません。期待したいものです。