12月に開催の研究会等の概要紹介

 12月3日開催の酵母細胞研究で「殊水圏環境から単離した酵母および酵母様微細藻」と題して、水圏からの酵母単離は比較的容易であるが、その由来は不明なことが多い。

55℃で生育する酵母が分離されたが、アルコール発酵能などはよくなかった。藻はクロレラの一種が多い。「燃料用エタノール生産に向けた実証試験」の概要で、日本では100円/Lを目指して、技術革新によって40円/Lが目標。ブラジルでは20セント/Lが実現しており、原料コストの違いが大きい。また、微生物のストレス応答に関して2題。「Unfolded Protein Responseとは何か?」ストレスに耐えて生きるには…酵母に学ぶサバイバル戦略、酵母がアルカリ性下で生育を止め、酸を生成するストレス応答。及び、麹菌の生存戦略-Woronin bodyとオートファジー関連遺伝子の解析から見えてきたこと-。
 12月8日開催の洋酒技術研究会では、講演とパネルディスカッションが行われ「香りの余韻(のどごしからの香り)を科学する 高田香料 馬野克巳氏」と題して、口腔内に入った飲料が唾液で希釈され、含有成分の揮散率が変化して鼻腔に達する変化をモデル系と実際の鼻腔内で比較。

「包材開発の現状と今後」と題して、東洋製罐伊福威人氏から、カンとペットボトルについての最新情報。例えば、カンへの印刷技術、ペットの通気性の改良等が紹介されました。パネルディスカッションでは、「お客様接点の現場から考える、新しいお酒の魅力~お客様の意識の変化に対応する情報発信のあり方~」をテーマとして、博報堂 関沢英彦氏の基調講演(ファストライフとスローライフ~これからの生活と洋酒トレンド~)の後、評論家、メーカー広報担当者5氏によるパネルディスカッションがあり、最近の見学者層と見学態度に変化が出て来ており、製品に対する内容の濃い質問が多くなってきているとのこと。


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