醸造業界で活躍する方々の「自分のお気に入りの醸造物・それにまつわる思い出」「醸造にかける想い・抱負」等を綴っていただく『いい醸!』。発表いただいた方の紹介により次回のご担当者が決まるため、意外な繋がりも見えるカモ!
 あなたが発表する日も遠くありません。その際はぜひ思いの丈をぶつけてください。

 更新は毎週月曜日・お昼の12時です!


4月 02 2012

髙橋庄作酒造店
髙橋亘

 

ご氏名をお願いします

髙橋 亘 (たかはし わたる)

 

現在のご所属などは?

会津娘 醸造元 髙橋庄作酒造店

 

代表銘柄

「会津娘」

 

思い出の醸造物 or 好きな醸造物 or 最近はまっている醸造物などを
一品教えてください

思い出の醸造物:愛知・山忠本家酒造の義侠「純米大吟醸」泰(やすらぎ)H6BY

 

その理由やその醸造物にまつわるエピソードをぜひ!

大学を卒業後、茨城の酒蔵にて造りを学ばせていただく機会を得ました。その御蔵のお取引先の酒販店にて、会津に戻ったらどんな酒造りがしたいのか尋ねられ、漠然としたままの将来の展望をとりとめもなく話しました。黙って聞いていてくださったご主人が、帰りしな一番奥の冷蔵庫から「ぜひのんでみて」と、このお酒を。

大学からの数年間、数多くの日本酒を次から次へと飲みましたが、このお酒を口にしたときに、美味しい云々を超えてぞくぞくと感動しました。私にとって人生ではじめて、飲んで感動した日本酒です。今から18年前のことですが、今でもあの印象は衰えません。

 

写真

 

 

 

 

 

 

 

私は今、地元会津の米・水、人で造り上げる『土産土法(どさんどほう)』をテーマに、米作りからはじまる酒造りに挑んでいます。震災を経て、故郷へのおもいはより一層強くなりました。いろいろなご意見や考え方もあるかもしれません。しかし今だからこそ、福島の、会津の地酒だと、胸をはって云いたいと思っています。そこで酒蔵のある、福島県会津若松市門田町の風景を選びました。

 

ご略歴

昭和47年 福島県会津若松市出身

私立東京農業大学醸造学科 卒業

都内地酒専門店、茨城県結城市の酒蔵での研修を経て、平成8年冬より会津娘 醸造元 髙橋庄作酒造店にて酒造りをはじめ現在に至る

 

ご趣味

単車・写真・野営・読書

 

ご紹介者・鈴木大介様からのメッセージ

居酒屋で見つけた時、必ず最初に飲む酒です。きれいでしなやかで力強い輪郭が整った本当に好きな酒です。同じ福島で大学でも同期、いつも刺激を受けています。土産土法の精神、会津清酒の心意気を見事形にしている蔵元です。

昨年頂戴した名板、蔵の庭に生えていたというそのままの形を活かし看板を仕上げました。近い大安の日に掲げたいと思います。

 

鈴木大介様へメッセージを!

私と違い、大介君はみかけによらず社交的で、温和な、とても懐の深い好人物です。そんな大介君の存在は社会性の乏しい私にとって支えであり、励みであり、私の造る酒の、とてもよい理解者であると思っています。大介君の結婚式でいただいた純米大吟醸、大切に氷温でとっておいてあります。いつか、一緒に封を切りましょう。

 

最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!

写真紹介部分に同。

私は今、地元会津の米・水、人で造り上げる『土産土法(どさんどほう)』をテーマに米作りからはじまる酒造りに挑んでいます。震災を経て、故郷へのおもいはより一層強くなりました。いろいろなご意見や考え方もあるかもしれません。しかし今だからこそ、福島の、会津の地酒だと、胸をはって云いたいと思っています。そしてより品質を高める為の努力をこれからも重ね、全国に・世界に誇れる会津の地酒蔵を目指していきます。