醸造業界で活躍する方々の「自分のお気に入りの醸造物・それにまつわる思い出」「醸造にかける想い・抱負」等を綴っていただく『いい醸!』。発表いただいた方の紹介により次回のご担当者が決まるため、意外な繋がりも見えるカモ!
 あなたが発表する日も遠くありません。その際はぜひ思いの丈をぶつけてください。

 更新は毎週月曜日・お昼の12時です!


7月 22 2014

酒井酒造株式会社
酒井秀希

 

ご氏名をお願いします

酒井 秀希(さかい ひでき)

 

現在のご所属などは?

酒井酒造株式会社 代表取締役社長

 

代表商品

上撰 五橋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出の醸造物or 好きな醸造物or最近はまっている醸造物などを一品

木桶造り生酛純米酒 五橋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由やエピソードをぜひ!

平成元年春、伊勢神宮の神田で「驚異の稲」が発見されました。この伊勢地方を襲った二度の台風で、神田のコシヒカリが倒伏する中、水田中央に二株だけ直立する稲株がありました。「イセヒカリ」誕生の瞬間です。

ではイセヒカリはどのようにして生まれたのでしょうか。コシヒカリの突然変異だという説は遺伝学者によって「何十万分の一の確率」と否定されました。自然交配の可能性が高いというのです。母親はコシヒカリだとして父親は・・・?ここで驚くべき品種が候補として挙げられます。その品種とは「瑞垣(みずがき)」。昭和期最初の式年遷宮の翌年、昭和5年秋に神田神域で発見された稲です。昭和の御代替わりに生まれた瑞垣、そして平成の御代替わりに生まれたイセヒカリ、この両者の点と点が線で結ばれたとしたら・・・。「神様のいたずら」という表現はあまりにも陳腐でしょうか。

その「イセヒカリ」を木桶で醸した生酛純米酒です。このお米を思いながら呑むぬる燗が何とも言えず心地よいです。

 

思い出の写真

 

上記に記載した木桶が、蔵に搬入された日の写真です。

地元の杉で造った新桶です。

 

ご略歴

昭和41年12月31日 山口県岩国市生まれ

昭和60年3月 山口県立岩国高等学校卒業

平成元年3月 東京経済大学中退

平成5年1月 大幸物産株式会社退社

平成15年12月 岩国産業運輸株式会社退社

平成16年1月 酒井酒造株式会社入社

平成25年11月 酒井酒造株式会社代表取締役社長就任

 

趣味

日本・世界場所を問わず、旨いつまみで酒を呑むことです。

ゴルフと旅行です。

 

ご紹介者・萱島様からのメッセージ

酒井さんとは 結構長くお付き合いして頂いております。新婚さんの頃、奥様と一緒に仲良く出張に来られていたのを覚えております。野太い声で、一見怖そうなところもありますが、全く優しいGood Guyです。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

萱島様へメッセージを!

萱島さんとお会いするのは、国内外での試飲会や会議がほとんどですね。その出張先での仕事の後、一杯呑みに付き合っていただきありがとうございます。

ぜひ今度、ゴルフご一緒させてください。必ずですよ。

これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

告知などがございましたらお願いします

季節商品やイベント(田植え・稲刈り体験、祭りに出展等)を、ホームページで紹介しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!

「地酒」という言葉からどんなお酒を連想されるでしょうか。おそらくはその地でしか飲めないお酒、あるいは地方で醸されているお酒。ほとんどの方がこんなイメージをお持ちなのではないでしょうか。しかし、例えば山口県で他県産の酒米を、他県の湧き水で、他県の杜氏が醸したお酒があったとしたら、これは山口県の地酒でしょうか。

弊社では「山口県の地酒」であるために、原料米には全量山口県産米を使用しています。山口県には、兵庫県産のものにも劣ることのない品質の「山田錦」、山口県オリジナル酒米の「西都の雫」、伊勢神宮で発見された神の米とも称される「イセヒカリ」など、バラエティに富んだ原料米があります。山口県産の良質な米、地元錦川の清澄な水、地元出身の杜氏や蔵人たちで、地元に根ざした酒を造る。

地酒であることはその個性を主張することです。山口県の蔵元にしかできない酒造りが必ずあるはずです。それを追い続けていきたいと考えています。

 

リンク

酒井酒造株式会社ホームページ