醸造業界で活躍する方々の「自分のお気に入りの醸造物・それにまつわる思い出」「醸造にかける想い・抱負」等を綴っていただく『いい醸!』。発表いただいた方の紹介により次回のご担当者が決まるため、意外な繋がりも見えるカモ!
 あなたが発表する日も遠くありません。その際はぜひ思いの丈をぶつけてください。

 更新は毎週月曜日・お昼の12時です!


2月 13 2012

萩野酒造(株)
佐藤曜平

 

ご氏名をお願いします

佐藤 曜平

 

現在のご所属などは?

萩野酒造株式会社 専務取締役

造り・雑用・事務・営業全般

 

代表銘柄

「萩の鶴」

 

思い出の醸造物 or 好きな醸造物 or 最近はまっている醸造物などを
一品教えてください

①純米酒の熱燗

②雪割納豆

 

その理由やその醸造物にまつわるエピソードをぜひ!

①熱燗はオジサンの飲むダサイ酒というイメージしかありませんでしたが、とあることがきっかけで、しっかりとした造りの本物の純米酒の熱燗と出会い、考え方がガラリと変わりました。胃に向かって食道をストレートに入っていく爽快な冷酒に対して、のどを過ぎてから四方八方に広がって体中にしみ込んでいくような感覚の熱燗が、この時期にはたまりません。今夜はどんな料理と合わせようかと、考えるだけで幸せにしてくれる魔法のお酒ではないでしょうか。いい日本酒に限りますが。

 ②山形のお土産屋さんで偶然見つけてなんとなく購入。大豆の皮をとって2つに割り、塩と麹菌を混ぜ時間をかけ熟成させたものです。納豆と味噌の中間のような濃厚な味わいが日本酒に良く合い、ハマりましたが、造りのこの時期は一応自重しています。

 

写真

 

 

 

 

 

 

 

2010年10月31日に開催された、全国若手蔵元による日本酒イベントでの蔵元集合写真です。当日は1500名近いお客様においでいただき、大きな手応えを感じた思い出深い一日でした。

 

ご略歴

1979年12月10生まれ

東京農大卒業後、家業に従事し、現在に至る。

 

ご趣味

ドライブ・ツーリング

 

ご紹介者・飯盛直喜様からのメッセージ

酒造りが終わる頃の4月とその年の酒造りの計画を作成する頃の8月。私にとって節目のこの時期に、料理と日本酒の相性を考えさせられるお酒の会が横浜で行われます。この会には多くの蔵元さんも参加され、会場も華やかな雰囲気で楽しい会です。そこで必ずお会いするのが、佐藤曜平さんです。

曜平さんとは、4、5年続いていると思いますが、この年2回の横浜のお酒の会の三次会で7から10名で行く横浜バー巡りです。私たち田舎者にとってはバーを紹介して頂く方々のこだわりは横浜らしいし、ロケーションやバーテンダーさんが醸し出す雰囲気もまた「みなと横浜」を満喫でき楽しいです。実際、席に着くと出てくるスープなどは本当にホットします。

ところで曜平さんいつかは叩いてみたいと思いませんか、「バーにある鐘」とやらを。

 

飯盛様へメッセージを!

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの飯盛先輩には、佐賀の蔵元さんを案内していただいたり、横浜でのバー巡りをご一緒させていただいたりと、本当にお世話になっております。とても気さくな良い兄貴のような方です。また横浜でお会いしましょう!

 

今後の抱負や期待することを教えて下さい!

ここ数年、私も含めた若手蔵元が中心となって渋谷で日本酒イベントを開催していますが、若いお客様や女性が本当に多く、毎回非常に活気に満ちています。若い世代ほど先入観も無く、銘柄ではなく直感で自分の好きなお酒を選んでいます。いい日本酒をしっかり造ってきちんと発信していけば、未来は明るいと確信しています。そのためにも我々の世代で日本酒の地位を上げ、誇りを持って次世代に引き継ぐことができる仕事にしていかなければならないと思っています。

 

最後に

東日本大震災では、全国の多くの方々から、本当にたくさんの応援やご支援をいただきました。おかげさまで宮城の酒蔵は、元気に造りを再開しています。これからも更なる品質アップを目指し、おいしい日本酒で皆様に恩返しができればと思っています。