醸造業界で活躍する方々の「自分のお気に入りの醸造物・それにまつわる思い出」「醸造にかける想い・抱負」等を綴っていただく『いい醸!』。発表いただいた方の紹介により次回のご担当者が決まるため、意外な繋がりも見えるカモ!
 あなたが発表する日も遠くありません。その際はぜひ思いの丈をぶつけてください。

 更新は毎週月曜日・お昼の12時です!


1月 20 2014

若林酒造有限会社
山口 竜馬

 

ご氏名をお願いします

山口 竜馬 (やまぐち りょうま)

 

現在のご所属などは?

若林酒造有限会社 杜氏

 

代表商品

開春(かいしゅん)生もと純米大吟醸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出の醸造物 or 好きな醸造物 or 最近はまっている醸造物などを
一品教えてください

開春 イ宛(おん)

原料米 山田錦 精米歩合 90%

生もと造り 木桶仕込み

「イ宛」は若林酒造のお守りの文字です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由やその醸造物にまつわるエピソードをぜひ!

平成15酒造年度に「木桶」を復活、精米歩合90%の山田錦を使い、

その際に「生もと造り」にチャレンジ、すべてが初めての試みでした。

特に生もとに関しては、前杜氏も経験したことがなく、周りには指導してくれる人がいなかったので、本などの読み独学で試行錯誤、新酒が出来た時には、ホッと安堵し、また何か新たなる何かを感じました。

その後も「イ宛」は試行錯誤の連続、今では酵母無添加、醪管理は酵母に任せ自然に発酵をさせています。

またこのチャレンジから、蔵の方針として生もとに力を入れるきっかけとなり、いろいろな銘柄が増え、生もと造りは現在の生産量の約3分の1を占めています。

 

思い出の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒の仕込みに使う「木桶」です。毎年酒造期が終わると、防腐・撥水の為に「柿渋」を塗り重ね、外側には「ヒバ油」を塗ります。

木の肌触りがとても心地よい、大変愛着のある「木桶」です。

 

ご略歴

広島県福山市出身

鳥取大学・林政学専攻

大学時代に日本酒と出会い、酒造りに興味がわく。湖山池を眺めながら、友達と七輪でサンマを焼きながら語り合い日本酒を飲み、日本酒が造りたい!と決心した。

大学卒業後、神亀酒造㈱に入社、いきなり麹屋を任され四苦八苦。

5年間の蔵生活は大変だったが、辛く楽しかった経験は忘れられない。

平成11年に退社。

ほかの道も考えてが、やはり日本酒が造りたいと探す。東京の小売店で「開春流霞」に出会い、市場では香り高い純米酒が出始めた頃に、とっても滋味な味わいの印象を受け、入社を希望。偶然杜氏見習いを探していたので、平成11年に若林酒造に入社。平成17酒造年度より杜氏。

5人家族、息子(3歳)と2013年に双子の娘が誕生、育児と酒造りを両立するイクメン杜氏を目指し、日々奮闘しています。

 

趣味

道の駅とか、面白そうな店を散策すること。

 

ご紹介者・勝原様からのメッセージ

寒い日が続きますが身体に気をつけて頑張ってください。

昼食後のはみがきは大切ですよね。

 

勝原様へメッセージを!

ご紹介いただき、ありがとうございます!

昼食後のはみがきは、欠かしていません。

清酒製造技術中央研修のメンバーで一年に一度集まっています、またお誘いしますので、是非参加を検討してください。

蔵の方に伺いたいと思っています、酒をのみながら酒造りの話をしましょう!

 

告知などがございましたらお願いします

「石見銀山遺跡」のある島根県大田市温泉津町で「酒仙蔵人・五郎之会」という活動をしています。春には「亀の尾」を田植えし、秋には稲刈りとこの地区伝統の「はで干し」・国の重要無形文化財にも指定されている「ヨズクハデ」を組みます。その米で「亀五郎」というお酒を造り、会員限定で販売しています、会員募集中です。

 

最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!

これからも酒宴・食卓を賑やかす日本酒を醸していきます。

来春からは、新たに酒米を作って頂く契約農家さんの手伝いを始め、田んぼ・米から酒造りまで携わり、日本酒を見つめ直したいと思います。

リンク

開春通信

サラリーマン迷杜氏のつぶやき