醸造業界で活躍する方々の「自分のお気に入りの醸造物・それにまつわる思い出」「醸造にかける想い・抱負」等を綴っていただく『いい醸!』。発表いただいた方の紹介により次回のご担当者が決まるため、意外な繋がりも見えるカモ!
 あなたが発表する日も遠くありません。その際はぜひ思いの丈をぶつけてください。

 更新は毎週月曜日・お昼の12時です!


11月 11 2013

有限会社 大浦ぶどう酒
大浦 宏夫

 

ご氏名をお願いします

大浦 宏夫(おおうら ひろお)

 

現在のご所属などは?

有限会社 大浦ぶどう酒 専務取締役(零細企業ですので雑用から何でもです)

 

代表商品

「山形ワイン」

 

思い出の醸造物 or 好きな醸造物 or 最近はまっている醸造物などを
一品教えてください

バレルエージング(ブラン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由やその醸造物にまつわるエピソードをぜひ!

ここ赤湯は、山形のぶどう発祥の地。300年程前赤湯の金山へ金堀りに来た山梨の人が甲州の苗を植えて、そこからぶどうが広まったという事が文献に書かれております。甲州ワインの本場山梨で研修させて頂いたこともあり、伝統ある地元産甲州で、この『バレルエージング(ブラン)』を造っております。山梨の収穫期と違い、こちらの甲州は寒くなった10月下旬に収穫が始まり、この時期になると蔵の中がひんやりとしますので発酵管理にも気を使い、低温発酵後、樽熟成により骨格のある辛口白ワインに仕上げております。

ワイン造りをするようになった2000年のファーストヴィンテージが国産ワインコンクールで銅賞に入り、自分で手掛けた様々なワインの中でも特に思い出に残りました。

 

写真

 

 

 

 

 

 

 

祖母のアルバムにあった創業当時の写真です。今年で74年の歴史ですが、この写真を見ると、写っている方々が基礎を築いて今があることを深く認識させられます。一番右が創始者の大浦九一郎。私の曽祖父です。

 

ご略歴

東北学院大学

国税庁醸造研究所

山梨県ワインセンター

 

趣味

野球(もう最近はやっておりませんが…。30年前から熱烈な阪神ファン。)

職業柄やはり飲むこと。

 

ご紹介者・小宮山様からのメッセージ

大浦君元気でがんばっているようですね。今年は3月と6月に日本海側の酒田と鶴岡に仕事で行きました。研修から14年位過ぎたと思いますが、素晴らしいワイン造りに益々精進を期待しています。

 

小宮山様へメッセージを!

小宮山先生、ご無沙汰しております。山梨の研修では、お世話になりありがとうございました。日本のワイン中心地の勝沼で学べたことは大変勉強になり、私の財産になりました。家業を継ぎ13年経ちますが、小さいながらも頑張って良いワインが出来るように今後とも精進致します。なかなか山梨へ行く機会もなく最近ご無沙汰をしておりますが、ワイングラスを片手にいつかゆっくりお話しをしたいです。

甲府市、今年の夏は40度以上の日が続き、かなり暑かったようですね。これから秋が深まり徐々に寒くなっていきますが、くれぐれもご自愛下さい。

 

告知などがございましたらお願いします

本年10月より、新酒『赤湯ヌーヴォー2013』白、ロゼ、赤を発売致します。今年の7月、山形県は記録的な大雨に見舞われぶどうにとっては過酷な年でした。私自身も仕込み中、スズメバチに刺されたりして、ぶどうにとっても私にとっても(あまり良い事ではないですが)印象に残るヴィンテージになりました。それだけいつも以上に思い入れのあるワインになった今年のヌーヴォーです。

特に今の時期は忙しいですが、より多くの方々に飲んで頂けるように、この繁忙期を頑張っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤湯ヌーヴォー2013(白)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤湯ヌーヴォー2013(赤)

 

最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!

創業以来、山形産ぶどうだけにこだわり、品種の特徴を引き出すワイン造りを心掛けております。ワインはその土地の風土や文化が表れるお酒ですので、果樹王国山形らしいぶどうのおいしさがたくさん詰まったワインをこれからも造っていきたいです。

家族経営の小規模ワイナリーですが、小さいながらも存在感があり、造り手の思いが身近に伝わる地ワインを今後とも目指していきます。

 

リンク

大浦ぶどう酒ホームページ