醸造業界で活躍する方々の「自分のお気に入りの醸造物・それにまつわる思い出」「醸造にかける想い・抱負」等を綴っていただく『いい醸!』。発表いただいた方の紹介により次回のご担当者が決まるため、意外な繋がりも見えるカモ!
 あなたが発表する日も遠くありません。その際はぜひ思いの丈をぶつけてください。

 更新は毎週月曜日・お昼の12時です!


10月 15 2013

岩の原葡萄園
坂田 敏

 

ご氏名をお願いします

坂田 敏 (さかた さとし)

 

現在のご所属などは?

岩の原葡萄園 社長

 

代表商品

 

 

 

 

 

 

 

 

「岩の原ワイン 深雪花(みゆきばな)」希望小売価格2,118円(税込)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出のワイン

「ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ 1989(ドメーヌ アンリ・ジャイエ)」

 

その理由やそのワインにまつわるエピソードをぜひ!

ブルゴーニュのワイン造りを一新させたアンリ・ジャイエのワインは、「アンリ・ジャイエのワイン造り」を読んで以来、一度は飲んでみたいと思っていました。彼の直接のワイン造りは1988までで、1989は樽選びをしたということだと思いますが、飲んでみたら20年以上たっても若々しく、彼の言う「若い時に飲むと熟成を感じ、長く熟成させた後で飲むと若々しいワイン」を実感しました。私も、自分が飲んで納得し、他人には感動してもらえるようなワイン造りを目指したい、と強く思いました。

 

ご略歴

1949年福島県福島市生れ。

1973年早稲田大学政治経済学部卒業

1973年サントリー株式会社入社

1976年から14年間ワインの仕事に携わる。その後、清涼飲料水・ビール・特保飲料の新製品開発とブランド戦略を担当。

2008年9月から岩の原葡萄園社長。

 

趣味

美味しいワインを飲みながら、美味しいものを食べること。

旅行(特に海外のワイン産地巡り)

ゴルフ

 

ご紹介者・中川様からのメッセージ

坂田社長、今年のぶどうの出来はいかがですか。岩の原葡萄園の赤ワインにはまってから久しいです。昭和50年から農機具会社(株)マルトミに勤務して退職するまで、お宅の農場で農機具の面倒を見させていただきました。退職され滋賀県の方へ戻られた八田さんとの思い出がよみがえります。今年もまた美味しい赤ワインが出来上がることを期待しています。今後ともよろしくお願い致します。

 

中川様へメッセージを!

中川さんは、昨年「日本農業大賞」を受賞され、新潟県だけでなく日本中の注目を集めていらっしゃいますね。

素晴らしい「どぶろく」をこれからも飲ませていただきたいと思いますが、中山間地の農業への取り組みを、敬意を持って注目しています。

健康に留意し、出来るだけ長く活躍されることを、祈っております。

 

最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!

①岩の原葡萄園創業者「川上善兵衛」は、日本のワインづくりのルーツのひとりであるだけでなく、「マスカット・ベーリーA」を始めとした、日本の風土に合い高品質のワインを生み出すぶどう品種22種を品種交雑して生み出しました。彼は単に歴史上の一人物ということだけでなく、現在日本でぶどう栽培・ワイン造りをしている人達に、多くの恩恵を与えています。このことが、日本のワインファンの常識となるように、世の中に伝えていくのが、私の責務だと深く認識しています。

②川上善兵衛が作り出した代表品種「マスカット・ベーリーA」が2013年6月にOIVに登録されました。これを機会に、国内のぶどう栽培農家がマスカット・ベーリーAを誇りを持って栽培し、それを原料にしてマスカット・ベーリーAの素晴らしいワインが日本国中で造られるようになって行くために、マスカット・ベーリーAを生み出した岩の原葡萄園が、十分な責任を果たして行きたいと思います。

③「Muscat Bailey A」は、多くのワイナリーで「マスカット・ベリーA」と誤記されており、ベリー(Berry)ではなくベーリー(Bailey)と正しく表記することが徹底するまで、訴え続けて行くことが、我々の責務だと思っています。

「Muscat Bailey A =Bailey(♀)×Muscat Hamburg(♂)」

 

「マスカット・ベーリーA」参考資料 PDF

 

告知などがございましたらお願いします

 

新潟県は、素晴らしい清酒がたくさんあることは周知ですが、ワイン産地としての認知は乏しく、新潟県でワインを造っていることを知らないワインファンも結構いるのでは、と思うことがあります。ワイン専門誌・紙の産地特集でも、除外されることがたびたびです。新潟県のワイナリーを、一人でも多くの方々に訪れてもらい、新潟のワインの素晴らしさに触れていただきたいと切望します。

 

リンク

http://www.iwanohara.sgn.ne.jp